被災地で炊き出し【山形 蔵王龍岩祭 “助け愛”救済作戦】カンパお願いです

僕たちの仲間、山形「蔵王龍岩祭」/ 音茶屋から、震災支援の報告と呼びかけが届きました!
東日本大地震被災地への蔵王龍岩祭”助け愛”救済作戦
昨日も実際に東松島市の避難所(東矢本小学校)に炊き出しに行って、1000人分以上のカレーや救援物資を届けてきました。現地の被災者は、カンパンやパン等のものは配給されても、温かいご飯はこうした炊き出しが頼りとのことで、温かいご飯がものすごくうれしいと皆さん笑顔で、特に小学生の笑顔がすごく心にしみました。よかったなぁと思うのと同時にいろんなことが頭をめぐり、僕らも大変勉強になっています!


そこから、車で15分、石巻方面へ走ってみると、まだまだTVで見るような、船が車の上にあがっているような、被害のひどい地域にたどり着きました。まるで戦争の後みたいな景色でした。
次に行くのは、3日後くらいになりそうで、場所は、もっと奥地のところに行く予定です。皆さん、引き続きご協力よろしくお願いします!!!
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蔵王龍岩祭“助け愛”募金プロジェクト
東日本大地震被災者への募金のお願い

3月11日に発生した大地震の影響で、宮城、福島、岩手が
大変ダメージを受けている事は報道でご存知の事と思います。
我が地方自治体、山形県、山形市、蔵王温泉観光協会でも
様々な救済活動を全力で行っております。

具体的な活動内容としましては、

☆  被災地の避難所での炊き出し。
☆  山形県内の避難所への救援物資の調達、配達。
☆  様々なボランティア活動(ほんとにいろいろです)

等の活動を実際にスタートさせました。

我が蔵王温泉観光協会青年部、蔵王龍岩祭実行委員会でも、来週から石巻の避難所での炊き出しをしてほしいという要請をいただきました。つきましては、地方自治体から予算が少々出ているものの、この状況がいつまで続くかわからないので、食材、燃料を手に入れる為にお金を必要としています。

この内容をよく理解していただいて、賛同していただけたら、うれしいです。
あの日以降、遠方の仲間から、『大丈夫?生きてるか?何か欲しいもの送ろうか?』という連絡をいただきます。本当にありがとうございます!我が蔵王温泉も決して被害がなかった訳ではありません。33軒の施設の壁にヒビが入り、実際に使えなくなりそうな建物もあります。

しかし、まずは、隣県の宮城の方々に、温かい食べ物やあたたかい布団を提供したい!そう考え、行動あるのみです!

いずれ、音楽で被災地の皆さんに元気になってもらいたいというアクションも起したいと考えています。今は生きるか死ぬかの瀬戸際と言う状況の方々に少しでも助けになればと思ってます!

ご理解のもと、募金宜しくおねがいします!!!
みんなの気持ちを形にして、現地へ届けます!!!

振込先:きらやか銀行 蔵王支店 普通 0056325
口座名義 ザオウリュウガンサイジッコウイインカイ ダイヒョウ イガラシヤスオ

蔵王龍岩祭 実行委員長 五十嵐康朗
蔵王音楽祭 実行委員長  齋藤龍太

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以下は、救援炊き出しに参加したスタッフ 鑓水くんの報告です。

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3月24日 昨日東松島に蔵王龍岩祭”助け愛”救済作戦の一環として
東松島市の東矢本小学校にいかせてもらいました。
カレーを1000食持って行くということで、
前日に松金屋の厨房をお借りして
蔵王有志の総勢17名で朝5時に蔵王を出発!!

緊急車両のパスも手配できたので若干凹凸が気になる高速道路を直進。
高速道路はタンクローリーと自衛隊の車が行き交ってる様子。

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現場には8時に到着。
炊き出しさせてもらう東矢本小学校には幸いなことに津波の被害は
あまり無い場所でした。
しかしちょっと外に出てみると道にはがれきがありだいたい50cmほどあがっていた様子でした。
その小学校は明日卒業式ということで
こどもたちが午前中で終わりなので帰る前にあったかいカレーを
食べられるということで校長先生はじめまわりの方から
食べる前からお礼を言われ、ほんとにみんなにまかなえるよう
な数が確保できるか心配しつつも早速カレーの仕込み開始!!

1時間で600~1000人分を出せるのか心配しつつ
がんがん鍋をあっためます。

そして11時
小学生が一斉にグラウンドに集まり始め
一年生から順番に配りました。
自分はひたすらお米の釜荒い。
役に立っていたのでしょうか?
そこの小学生は明るくありがとうって言ってくれました。

小学生にも配り終わり続いて避難されてる方にも配りました。
あらゆるものと人間が流されてった。
映画見てるみたいだったって言ってました。
そんなつらいこと話してくれてほんとうにありがとうございます。

無事に1000人に配ることができ、
余ったカレー給食のときにでてくる寸胴に入れ
それでも残ったものは近くの給食センターに持って行くことができました。

終わって後片付けをして被害のひどかったところの近くを通ってみました。
みなさんがテレビでご存知の風景です。
これが500km沿岸に渡っていると考えたら
本当に背筋が凍りました。

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また1週間以内に出動できるようです。

炊き出しをするには、材料代、厨房機具レンタル代、
燃料代などどうしても経費がかかってしまいます。

そこでもし賛同して下さる方いましたらよろしくお願いします。

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ご理解のもと、募金宜しくおねがいします!!!
みんなの気持ちを形にして、現地へ届けます!!!

振込先:きらやか銀行 蔵王支店 普通 0056325
口座名義 ザオウリュウガンサイジッコウイインカイ ダイヒョウ イガラシヤスオ

蔵王龍岩祭 実行委員長 五十嵐康朗
蔵王音楽祭 実行委員長  齋藤龍太

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上記記事のアップの後、
すぐにまた追加のレポート写真が届きました。


今日も、掃除用具積んで、石巻に行ってきました
多分、一回も来た事なかった土地でしたが、縁があります最近
ピースボートの小林さん、四万十塾のトールさんに会ってきました
みんな、極限状態の中で作業してて、本当に頭が下がります。

いろいろお世話さまです!
引き続き、よろしくお願いします!

五十嵐康朗

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ご理解のもと、募金宜しくおねがいします!!!
みんなの気持ちを形にして、現地へ届けます!!!

振込先:きらやか銀行 蔵王支店 普通 0056325
口座名義 ザオウリュウガンサイジッコウイインカイ ダイヒョウ イガラシヤスオ

蔵王龍岩祭 実行委員長 五十嵐康朗
蔵王音楽祭 実行委員長  齋藤龍太

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3.27 追記

さらに詳細な支援レポートが別のスタッフから送られてきましたので、
下記に添付します。
被災地の様子や支援の内容についてより詳細に伝わってきます。

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活動報告です!
音茶屋店長 齋藤祐一郎の報告です

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3月20日(日)
JC 山形が中心となって構成されている、NPO 法人『国境なき奉仕団 チーム 山形』に同行し、蔵王温泉音茶屋から齋藤祐一郎、佐藤一成を含む合計21人 で、宮城県石巻『釜小学校』にて炊き出しを行った。

合計500人が避難している小学校で山形の芋煮、ご飯、ゆで卵、子供向け にホットココアの提供を午前11時半から提供した。
その他に、充分な量とは言いがたいが、灯油100リットル、紙おむつ、衛 生用品、米、ジュース、水タンク、ブルーシート等の物品を提供した。

避難所となっている、釜小学校も一階部分が1メートル強まで水没し、その 際に流されて来た汚泥で校内至る所が未だ泥だらけであった。 少しずつ、避難者の手によって片付けられているものの、水道が使えない状況 の中での作業により避難所の整備ですら難航している印象をうけた。

水道、ガス、電気も20日現在今だ復旧しておらず、物資が届いていても満足な自炊が行われていない。
被災者に聞いた所、19日に始めて米が食べれたと いう状況である。
また、トイレも現在は校内の汚水槽が満水ではないため、現在は校内のトイレを使用可能であるが、大便は新聞紙をしいた段ボールに行っ ている。避難者の手によって衛生はトイレの衛生は保たれているものの、大き なストレスとなって居るのは明白である。

校内や町全体を覆っている汚泥も雨や雪が降れば泥にまみれ、好天の元でも粉 塵となって被災者に降り掛かる。この汚泥も大きなストレスとなっている。
とにかく、避難所に着いての最初の印象は、全員が疲れ切って憔悴していると いう事。10日近く風呂にも入れず、満足な食事を取れず、中には家族の消息 も解らない人も多くいるという状況は想像を絶するものであった。
一刻も早く現状回復に努めるとともに、炊き出し等の奉仕活動は出来るだけ早く行う事が今の避難所には重要であると痛烈に感じた。

炊き出しに関して炊き出しを行ってまず感じた事は長い行列が出来るのではなく、グループ(避 難している教室)、家族単位で10~20食単位での注文が多かった事。 一度にもてる食器の数に限りがあるため、2~3回炊き出しの場所まで来ても らった。その為、一つの食器で完結するメニューが理想であると考える。 また、現地は未だ肌寒く、温かい汁物、ご飯が大変喜ばれる。
メニューに関してはうどん、カレーが現状では有力である。
ただ、一度に20食ものうどんやカレーを提供するには最低でも10名程度の 人員を必要とする。
現地での被災者に手伝ってもらう事も可能であるが、避難所の場所によってか なりの差が生まれると想像される。その為、500人に対して21名とい人員は若干手持ち無沙汰な状況が生じるものの、けっして多いという人数ではなか った。 現地での水の確保は基本的に困難である為、ポリタンク等での水は持ち込みが 基本である。
釜小学校にはどんぶり、箸等の備蓄が乏しく、スチロール丼、割り箸は持ち込 みで炊き出しをした。繰り返し使えるリユース食器、または不要になった食器 を集めて使う事は現状で食器洗浄を考えると不可能である。ただし、避難場所 によって大きく異なると考えられる。

10日近くも満足な食事を取れないという状況下において、いきなり多量の食事も逆に敬遠された。過度の大盛りや刺激物は厳禁である。
周囲の家のある住民もタイミングが遭えば炊き出しを食べに来るので、若干多めの物量が予想される。

全員を目認する事は出来なかったが、100名程度の子供が避難している。お菓子や甘いもの等、子供向けのサービスも考えられる。

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3月23日(水)
東松島市の避難所(東矢本小学校)に炊き出しに行って、1000人分以上のカレーや救援物資を届けてきました。現地の被災者は、カンパンやパン等のものは配給されても、温かいご飯はこうした炊き出しが頼りとのことで、温かいご飯がものすごくうれしいと皆さん笑顔で、特に小学生の笑顔がすごく心にしみました。よかったなぁと思うのと同時にいろんなことが頭をめぐり、僕らも大変勉強になっています!

そこから、車で15分、石巻方面へ走ってみると、まだまだTVで見るような、船が車の上にあがっているような、被害のひどい地域にたどり着きました。まるで戦争の後みたいな景色でした。

次に行くのは、3日後くらいになりそうで、場所は、もっと奥地のところに行く予定です。皆さん、引き続きご協力よろしくお願いします!!!

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3月26日(土)

今日は、現地でベースキャンプを張り、ボランティア活動を行っている四万十塾、ピースボートのスタッフと連絡を取り、現地で今なにが必要かを確認して、支援物資届けてきました。

炊き出し、様々な支援物資(食料、衣類)等は、一部まだ届いていないところもあるが、自衛隊、ボランティアの活動によって、行き渡りはじめているとのこと。

これから必要になってくるのが、避難所や各家庭、街全体の掃除道具。
このままヘドロぐちゃぐちゃの悪環境のまま生活をつづけると、ノロウイルスをはじめ、様々な菌に健康を害されてしまうという最悪の事態になる前に、お掃除大作戦をしたいのです。

ネコ(一輪車)、スコップ、土嚢袋、水切りワイパー、ほうき、ちりとり、雑巾、マスク、薪用のこぎり、鉈等を必要としているとのことだったので、山形市内のホームセンターや道具屋さんをまわりみんなの募金約30万円分を3トン車満載にして届けました!
石巻専修大学の5号館にボランティアセンターがあり、そこで仕分けして、スタンバイOKの状態にして、託してきました!!!!!

帰り道、あさって炊き出しに行く『渡波小学校』の下見に行ってきました

石巻市街から橋を渡って海側に行くと、この地域にたどり着くのですが、
うーん絶句…
まともに残っているものが何もない…

町まるごと津波にのまれた模様でした。
この間の『東矢本小学校』とは、空気感も全然違うし、こちら側の気遣いの感じも慎重にいかねばと思いました

みなさん、引き続きよろしくお願いします!!!

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ご理解のもと、募金宜しくおねがいします!!!
みんなの気持ちを形にして、現地へ届けます!!!

振込先:きらやか銀行 蔵王支店 普通 0056325
口座名義 ザオウリュウガンサイジッコウイインカイ ダイヒョウ イガラシヤスオ

蔵王龍岩祭 実行委員長 五十嵐康朗
蔵王音楽祭 実行委員長  齋藤龍太

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