『全てのカルチャーはストリートから生まれる』誰が言ったか知らないが、ストリートからは革新的なアイデアやカルチャーがたくさん生まれている。
TAP JAM CREWがストリートパフォーマンスをすれば、あっという間に200人が集まる。確かにダメなんだけど、こんなに笑顔があふれる空間は「絶対ダメ」じゃないよね。
ストリートから生まれる新しいカルチャー
TAP JAM CREW
MAKE SMILESがテーマ
「震災のあと、俺たちができることはストリートライブだって言って、チャリティーパフォーマンスをした。その時に、いろいろ議論があって。何のためにやるのかとか、ストリートライブをやって募金を募ることが本当にいいのかとか。
みんなが納得できたのは、通っている人を笑顔にしたくて、僕らも笑顔になりたいってこと。それから『MAKE SMILES』をテーマにしてる」
『全てのカルチャーはストリートから生まれる』誰が言ったか知らないが、ストリートからは革新的なアイデアやカルチャーがたくさん生まれている。
ちょっと空いてるスペースを使って、渋谷に響くドラム、サックス、ギターのフリーセッション。それに合わせてTAP、HIPHOP、LOCK、HOUSE、POPPIN、様々なダンサーが入り乱れる。だいたい渋谷のど真ん中で 200人もの人だかりを作っちゃうストリート・パフォーマーは、TAP JAM CREWしかいない。
ダメだけど、絶対ダメじゃない
「ストリートはリスクだらけ。チンピラも酔っぱらいも来るし。警察も来る。怖いこともいっぱいあるし、でも、お金はもらえない。見かけはチャラチャラしてる奴が多いし、音も大きいし、人も集めちゃう。通報もされやすいんだと思う。
でも、車椅子のおばあちゃんが泣いちゃうほど楽しんでくれたり、子どもが飛び入り参加してきたりする。そんなとき、俺らがやっていることってダメだけど『絶対ダメ』じゃないんじゃないかなって思うんだ。」
そんな彼らはストリートだけでなく、偶数月第一日曜日に蒲田でイベントを定期開催している。その名も「TAP JAM」。小さな会場にこれでもかと人が集まり、観客と演者の垣根なく、集まった人がとにかくセッションし続ける。見に行くだけでも面白いし、おそらく見に行くだけでは終われない。
earth gardenとのご縁
earth gardenへのステージ出演は、2012年冬に引き続き2回目。渚音楽祭への出演経験もある。メンバーのヨースケは、earth gardenのキッズエリアの制作も担当しているため、正式にブッキングしてはいないものの、TAP JAM CREWメンバーが子どもたちと楽器で遊んでいる風景を見たことがある人もいるのでは?ストリートで見て楽しんだら、ぜひ投げ銭を。
TAP JAM CREW
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