いよいよ来週に迫った【FUJI ROCK FESTIVAL ’11】注目はエネルギーシフトをめざす『アトミック・ カフェ・フェスティバル』

いよいよ野外フェスの代名詞【フジロックフェスティバル】の開催が来週末に迫りました!!アースガーデンは、アバロンのフィールド制作を担当しています。アバロンはフィールド全体の電力をバイオディーゼル、太陽光等のソフトエネルギーでまかない、CO2 排出量の削減に取り組んでいます。また、ステージ「Gypsy Avalon」を中心に、人権、平和、環境団体などがアピールブースを構える「NGO村」や「オーガニック村」「フリマーケット」「ワークショップ」「マッサージテント」もあります。そして、今年の注目はなんといっても「アトミック・カフェ・フェスティバル」!!

1997年の開催以来、フジロックは「自然との共生」をかかげ、「自然エネルギーへの転換」を考えるキッカケを提供してきました。
この度の東日本大震災と福島第一原発の事故を受け、フジロックは、80年代から継承される反核・脱原発イベント「アトミック・カフェ」にNGOヴィレッジ・AVALONステージを提供し、自然エネルギー重視のエネルギー社会への転換を促すムーブメントを応援します。

  1. 「アトミック・カフェ」とは…1982年、国際的に広がった反核運動を起点とし、日本では「音楽を通じて、反核・脱原発を訴えていく」をテーマに始まったイベント。当時開催された様々なイベントには、加藤登紀子、浜田省吾、宇崎竜童、尾崎豊、ブルーハーツ、ルースターズ、エコーズ(辻仁成)をはじめ、海外からもアスワド、ビリー・ブラッグ等の多くのミュージシャンが参加しました。
  2. 「フジロック」の取り組みと社会的ムーブメントとの関わりフジロックは1997年の開催以来、ステージで環境・平和・人権などのNGO団体の皆さんによるアピールタイムや、NGOヴィレッジの開設など、社会的活動を紹介する環境を整えてきました。
    また、反戦や貧困・平和といった国際的なテーマについてもNGOヴィレッジ独自の基金を通じて支援とメッセージを発信してきました。
    特に近年は、「地球温暖化」と「エネルギー」のあり方を考えるキッカケとして、会場内における太陽光発電などの導入・実践を通じて、自然エネルギー重視のエネルギー社会への転換をアピールし、自然との共生を目指してきました。
    >>> 環境保全~フジロックの取り組み~

【アトミック・カフェ】@New Power Gear Field / AVALONフィールド全体の電力をバイオディーゼル燃料、太陽光等の自然エネルギーでまかなっているこのエリアにある、「Gypsy Avalon」ステージと「NGO ヴィレッジ」で、今年「アトミック・カフェ・フェスティバル」は復活します。

  1. AVALONステージ プログラム<参加ミュージシャン>
    ・ソウル・フラワー・アコースティック・パルチザン(SFU アコースティック Ver.)
    ・加藤登紀子
    ・MANNISH BOYS(斉藤和義×中村達也)
    <トークゲスト>
    ・田中優(未来バンク事業組合)
    ・伴英幸(原子力資料情報室)
    ・鎌仲ひとみ(映画監督)
  2. NGOヴィレッジ「アトミック・カフェ」ブース・ブース出展による展示やオープンマイク
    ・福島県産食材(福島県の放射線検査で基準値内)等を使用したカフェ