レゲエミュージックの“神様”ボブ・マーリー。愛と自由、自然との共生を歌い「いつの日かふたたび畑に戻りたい」と語っていたという彼の遺志を継いで、息子のローハン・マーリーが2007年に友人と立ち上げたのが、世界中の最高級有機栽培・フェアトレードコーヒーを扱う会社「MARLEY COFFEE」です。
日本で初めて焙煎開始した、SlowCoffeeの小澤さんにお話聞きました。
ワタシが「MARLEY COFFEEを日本で展開しようとしている人がいる」という話を耳にしたのは2011年の2月下旬のこと。心がザワザワし、まずは会ってみたい!と強く思いました。それが実現し、実際に会えたのは2011.3.11を経て、4月に入ってからのこと。
ワタシはボブ・マーリーのRedemption songが特に好きなのですが、彼はこの曲のなかで「精神的な支配から開放されよう」「原子力をおそれるな」と歌っています。
ワタシたちSlowCoffeeは創業の2000年以来一貫して、「フェアトレード」や「オーガニック」に込められた思いを、コーヒーをとおして伝えてきました。
3.11が起きて、まず自分自身は今後どう生きていこう?SlowCoffeeは今後どのように事業を続けていくのか?ということを日々考えていたワタシにとって、ボブ・マーリーのウタはさらに心にしみてきました。
Yes, we’re the survivors (俺たちは生き残るんだ)
Atomic misphilosophy (原子力の誤った哲学)
Nuclear misenergy (核の誤ったエネルギー)
Survival / BOB MARLEY &THE WAILERS
そして『3.11後の日本で、ボブ・マーリーのメッセージを、コーヒーをとおして伝えていきたい!』と思って動いてきました。それがついに実現するのです。MARLEY COFFEEを日本で焙煎するのはSlowCoffeeが初となります!
今年の5月、ローハン・マーリーが来日した時に、MARLEY COFFEEを日本で展開するマーリーコーヒージャパンの仲間たちのインタビューに同行させて頂き、実際に会ってきました!その時のインタビュー映像がコチラです↓ローハン・マーリーの目線の先にはワタシとスロー社メンバー田中が座っています。
彼はSlowCoffeeの理念と、焙煎技術を評価し『Link up!一緒にやっていこう!!』と言ってくれました。
貴重な豆なので、まだまだ焙煎量も限られていてたくさんはお届けできないのですが、9月に公開されるボブ・マーリーの映画『ボブ・マーリー ルーツ・オブ・レジェンド』に合わせて、Webショップで限定発売します!
コチラから覗いてみてください。
http://slowcoffee.shop-pro.jp/
煎りたてのブルーマウンテン、直送でお届けします!One Love!!
(文 SlowCoffee小澤陽祐)