まちに家族で過ごせる場所を作りたい!もう一つの食卓「都電テーブル」が、都電荒川線・向原駅で4月4日にプレオープンしました。8月8日のグランドオープンに向けて、クラウドファンディングに挑戦中です。
立ち上げたのは”自分らしい賃貸マンション”を提案する青木純さん
カスタマイズ賃貸の第一人者として知られる青木純は、もともと通常の中古不動産の仲介業務や不動産ポータルサイトの運営を手掛けていた。それが、空室率の高い賃貸物件の空間を住まい手の目線でカスタマイズし、住人主体のコミュニティを構築して人気物件に作り変えたことをきっかけに、現代の賃貸住宅に大きな変革の余地があることを証明して見せた。シェアード・ライフワーク・プレイス、つまり現代版の職住一体住宅を体現する「ROYAL ANNEX」は、新しい共生のあり方を問いかけている。住まうことは、街と、人と、時代と共に生きることに他ならない。
まちのもう一つの食卓「都電テーブル」
まちに家族で過ごせる場所をつくりたい
結婚をして家族ができ、気づいたことがあります。それは「まちに家族で過ごせる場所が少ないこと」。たとえば、お母さんがお茶できる店がないんです。また、子どもを連れて夕飯を食べに行けるのは、ファミレスぐらいでした。子どもを安心して連れて行ける店がほしい。まわりのお父さんやお母さんも、同じ思いを持っていることがわかりました。そこで都電テーブルには、子どもを連れてくつろげる小上がりがどうしてもほしかったんです。
まちにお母さんたちの仕事をつくりたい
色々なお母さんと話すなかで「仕事に人を合わせる」のではなく「人に仕事を合わせる」ことができないかと思いました。あるお母さんは、未就学の子どもを預けて、時間短縮勤務をしています。けれど、往復2時間という通勤は、大きな負担になっていました。また、子どもが急に熱を出すことだってあります。週に1日しか時間がないけれど、働きたいお母さんもいます。みんなが働き続けられるモデルをつくりたい。もしかしたら向原だけでなく、他のまちでも参考になるかもしれないと思いました。
おいしくて元気になるご飯を食べたい
ランチは基本外食で、という人も少なくないのでは。けれど脂もの中心で、さらに飲み会が入ると、疲れてしまうと思うんです。都電テーブルでは、おいしくて、元気になるご飯を届けます。ご飯と味噌汁は、おかわりもどうぞ。
都電テーブルで扱う食材
日本全国を歩き、選んだ食材を揃えるのが、早稲田にあるこだわり商店の安井浩和(やすい・ひろかず)です。正直に話すと、飲食店で扱うには原価の高い食材ばかりです。でも、どれもが自分たちが食べたいもの。生産者の声とともに届けることで、まちも地方もお互い豊かになっていけたら。そう思っています。
野菜
本当においしい野菜って何だろう。そう考える中で出会ったのが、群馬県伊勢崎市の松村夫妻でした。職人肌の旦那さん、営業上手な奥さんが毎日直送してくれます。野菜本来の苦味、エグみ、甘み、酸味がしっかりあります。
鶏
鶏の臭みが苦手な人にこそ食べてほしいのが、清流四万十川の流れる高知県の鶏肉。おそらく東京で唯一扱っています。
味噌
メーカー品から手づくりまで食べ歩き、一番おいしいと思ったのが、栃木県茂木町の味噌でした。地元の大豆、麹でつくったお味噌で、以前は地元の人だけが食べる”手前みそ”でした。
クラウドファンディングの使い道
外看板をつくる:120万円
まちに都電テーブルを伝えていくための外看板です。店舗の入口と2階に設置します。
WEBサイトの作成:50万円
現在のティザーサイトをリニューアルします。動画を盛り込むことで、都電テーブルの空気をより伝えていきたいです。
http://www.toden-table.com/
店内にコミュニケーション棚を設置:30万円
一人ひとりの生産者の方、そしてその地域に関する書籍を揃えていきます。食事をしたお客さんが「この野菜はどんな人がつくっているの?」と思ったときに、ストーリーを紹介できたら。お客さんと生産者が出会うきっかけの棚です。
2015年8月7日23:59が締め切り
目標金額は2,000,000円
http://www.toden-table.com/
http://ra.maison-aoki.jp/