奄美・琉球の山が、世界自然遺産の候補地に!earth garden “冬” でその魅力を発信!

みなさんは、鹿児島県から沖縄県の南西諸島にまたがる「奄美・琉球」エリアの “山” が、世界自然遺産の候補地として選ばれていることを知っていますか?

奄美・琉球と言えば、海のイメージが強いですよね。でも、このエリアは山もとても魅力的。貴重な植物や動物、またその地域に根づく集落の文化など、私たちが失ってはいけないものが数多くあります。

今回は、わざわざ鹿児島県観光連盟のみなさんと、沖縄観光コンベンションビューローのみなさんにお越しいただき、各島の魅力を伝えてもらいます。

シナモンの香りが豊かな沖縄島北部の「カラギ茶」の試飲や、鹿児島特産品の黒砂糖の試食も用意されているとのことで、ぜひ、南からの風や香りを感じてください。

世界自然遺産とは

「世界自然遺産」は、世界共通の財産として後世へと受け継いでいくべき、貴重な宝物。世界遺産条約に基づいて、「地形・地質」「生態系」「自然景観」「生物多様性」といった4つの評価基準のいずれかで世界で唯一の価値を有する地域を、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)が登録します。

日本国内では、これまでに屋久島(鹿児島県)・白神山地(青森県、秋田県)・知床(北海道)・小笠原諸島(東京都)の4地域が「世界自然遺産」に登録されており、現在、鹿児島県から沖縄県の南西諸島にまたがる「奄美・琉球」はそれに続く世界自然遺産候補地として選定されています。

各島とも、海の美しさに注目が集まることが多い地域ですが、今回指定された場所は山。そこでしか見ることが出来ない貴重な植物や動物、また近隣集落の文化に触れることで、守るべき自然であることを体感できます。

「世界自然遺産」には、貴重な自然の景観や地形、そこに生息する稀少な動植物や独自の生態系を次の世代へ遺したい、という人類の強い思いが込められています。

展示内容

奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島について島の魅力を知ることができる様々なコンテンツ。環境省のレンジャー(国立公園管理人)による、自然にまつわる紹介もあります。

環境省のレンジャー(国立公園管理人)による、自然にまつわる紹介

写真展コーナー

各島それぞれである唯一無二の美しい写真の展示や、地元エコツアーガイドによる、もう一歩深い目線で楽しめる自然について展示しております。

ワークショップ

各島のシンボリックな動物であるアマミノクロウサギ、闘牛、ヤンバルクイナ、イリオモテヤマネコのスタンプで作るオリジナル葉書づくりコーナー。

試飲・試食

沖縄島北部で採れ、シナモンの香りが豊かな「カラギ茶」の試飲や、鹿児島特産品の黒砂糖の試食

earth garden “冬” 2019
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earth garden “冬” 2019