Natural High!2019 チケット発売開始!今年は音楽フェスとしてひと区切りの年

山梨県道志村で開催しているアースガーデン主催の野外フェス、Natural High!は、14年目の今年、音楽フェスとしてひと区切りとなります。だからこそ。今年は本当に道志に相応しい音楽と出演者と共に、Natural High!の14年を一緒に祝いたいと願っています。

Natural High!は2006年の5月にはじまりました

道志の森だからこそ、より真っ直ぐに自然に出会える音楽とアウトドアの場づくりをとNatural High!はスタートしました。そして毎年お客さんが着実に増えピーク時には延べで3000人近い参加者を集めるキャンプイン音楽フェスの先がけとなりました。

道志の初夏は本当に素晴らしく、5月後半の新緑が生み出す美しいグラデーション、雨が降れば緑の輝きはさらに増し僕たちは魅了されました。多くの若者と家族、老若男女が道志の自然に触れ、地域とのご縁をつくってくれたのが、何よりも嬉しいことでした。

道志村と僕たちに色々な変化があります

音楽と企画に努力するのはもちろんでしたが、道志の森と川と村にこそ価値があると思って10周年を終えてあらためて「道志村キャンプ」と銘打ちました。そこから村のブースをつくり、移住してくる若者たちと企画を考え、道志の森との相談もそれと共に心がけてきました。が、それも超える色々な変化が僕たちにおおい被さってきて、今年もまた開催の発表が遅れてしまいました。

その大きなものが、道志へのキャンプ客の増加と、周辺環境の変化です。この2ー3年は何度目かのオートキャンプ・ブームだといいます。さらにそのイメージを先導したのがキャンプイン・フェスだと言われるのも何とも皮肉なのですが、キャンプ客の増加と一般層への浸透が、マナーの問題などと共に会場と地域の負荷となってきてしまっています。また人手不足は道志のような地域ではさらに深刻で、お客さんが来るからと言っても、スタッフを増やすのもパートタイムで来てもらうことも簡単ではないのです。

今年でこれまでのカタチをひと区切りにします

そういった事情の変化について道志の皆さんと相談しながら、日常的にキャンプ客が増えていることでの周辺への配慮、人手の問題、高齢化の影響も多少はあります。僕たちに出来ることはないかと色々な事を確認しました。ひとつひとつは小さな事だったりもするのですが、関係者が年に1度のNatural High!のためにしてくれていた細かで様々なことを続けるのが難しくなってきてしまっているのを、深く実感するこの数ヶ月でした。

そうした中で、14年目の「道志村キャンプ Natural High!」は、音楽フェスとしての開催をひと区切りとしようと考えました。

来年以降の新しいカタチはまだ白紙です。ただ、大きなステージでバンドや電子音の大きな音での音楽や演奏は今年でひと区切りだと思います。道志の森キャンプ場が中心になるかもまだわかりません。ワークショップを中心にとか、道志に数多いキャンプ場での分散開催といったアイデアも出ています。

道志村のご縁ある皆さんがNatural High!を嫌になってしまったわけではありません。むしろお客さんが増えてきたことにNatural High!が大いに貢献してきたと言っていただいて、これからも道志のためになると期待してくれる人も確かにいるのです。

2019年は音楽と共に、Natural High!の14年を一緒に祝って下さい

だからこそ、今年は本当に道志に相応しい音楽と出演者と共に、Natural High!の14年を一緒に祝いたいと願っています。

そしてそれと共に「道志村キャンプ Natural High! – 森と村と川のまつり -」という名前に相応しい、さらに深まったNatural High!を創りはじめる刻でありたいとも思うのです。

今年はあらためて、あの新緑のグラデーション豊かな道志で皆さんにお会いできることを深く願っています。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

道志村キャンプ Natural High!にご縁ある皆さまへ
主催のアースガーデン代表 南兵衛@鈴木幸一です。