── もうすぐ今年も終わりますね。今年はどんな年でしたか。
2020年は本当に激動の年でしたね。新型コロナウイルスはもちろん、Black Lives Matterや香港でのデモ、セクハラや夫婦別姓など女性の権利侵害への抗議、セクシャルマイノリティへの人権侵害などにも注目が集まったり。メンタルヘルスの問題に多くの人が目を向けるようになったのも今年からかもしれませんね。
── あれもこれも今年だったのか…ってびっくりすることばかりですよね。でも、今年はじまったことばかりでもないし、今年が終わるからと言って表面化したさまざまな課題は解決したわけではなく、来年も引き続くことばかり。
そうなんですよ。ぼくたちアースガーデンも、2021年の1月にはearth garden “冬” もあります。年末年始だけど、いろいろ準備しないと。
── 2020年、アースガーデンは大変でしたよね?
アースガーデンって「野外フェスの制作チーム」なんですね。もう、コロナ禍の悪影響が直撃でした。だって「フェスが開催できない」んですから。3月ごろから、あらゆるフェスが延期や中止。もうどうすんだよって状況でしたが、濁流の真ん中で、どうにか立ち続けた1年でした。
春にはアースデイ東京のオンライン開催への協力し、ライブフォレストという会場をつかって小さな規模から場を作りはじめました。夏から秋にかけては、ライブフォレストフェス、ハイライフ八ヶ岳と、2つフェスを主催。代々木公園のイベント再開一発目として、earth garden “秋” も開催しました。
── 「不要不急の外出は控えてくれ」と言われ、ライブハウスやクラブが名指しで批判され…。おいおい、マジで産業ごと潰す気かよっていう。
そうですね。ある意味、フェスの存在意義が問われた年でもあったと思います。「なんで開催するんだっけ」って。
── そうですねぇ。なんで開催するんですかね?
うーん。人は昔から集ってきたとか、人が集まることでパワーがあるとか、表面的なことはなんでも言えるけど、もうちょっと深いところはまだわからないというのが正直なところです。でも、SNSを見てれば、どれだけ多くの人がフェスを楽しみにしていて、今年の状況を悲しんでいるかはわかります。とりあえず、それで十分なのかなって。僕たちはフェスが好き。理性ではなく、本能で。それならやれる方法を考える、続けられる形で続ける、その努力をし続けることが大事なのかなって思います。
今年に限らず、時代は変わるし、変わり続けるわけですよね。時代に合わせてやり方は変わったとしても、時代とは関係なく変わらないこともある。いつだって僕たちは、なにを変えるべきで、なにを変えないべきか、いろいろと悩みながら前に進むんだと思います。
── そんな姿勢を応援してくれた石井食品さんにはとても感謝ですね。
そうなんですよ。今年のアースガーデンの取り組みに協賛してくれたのが石井食品さんなんです。石井食品さんも時代に合わせていろいろ変化しながら、家で食事を作る人が安心して手を抜けるような、商品をつくりつづけています。
無添加調理を20年続けてきたこと。生産者と一緒に小規模で地域密着の商品を作っていること。アレルギー配慮だって、防災食だって、ベジミートだって取り組んでいるんです。こういった石井食品さんの商品がいろいろ体験できるキャンペーンを一緒にやらせてもらっています。
── 頑張っていれば、ちゃんと見ててくれる人がいるんですね。ありがたいですね。
ホントですね。来年はきっといい年になる。というか、いい年になるって信じて、いい年にするんだと思います。変わっていくことに恐れずに、変わるべきでないことを大切に、来年も頑張りましょうね。
葛原信太郎
写真:齋藤允宏
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