世界三大宗教(キリスト教・イスラム教・仏教)を、ニュートラルな目線で比較検討したい!そんな想いから主宰してきた“WORKSHOP AID”。
メインメンバーの3人は、キリスト教を背景に持ち、大学で教鞭をとるワークショップ・プランナーの志塚昌紀、僧侶・ファシリテーターとして筆者、そして日本人ムスリムで臨床宗教師となったナセル永野。2010年の結成以来、国内最大のモスクでラマダンを体験したり、教会で坐禅したり、寺社で牧師さんを囲んだりと、クロスオーバーな試みを続けてきた。(詳しくはまた稿をあらためて書きたい)
昨年、ナセル永野が、バングラディシュの教育機関への赴任が決まり、WORKSHOP AIDは充電期間へ。彼は今年のはじめより首都ダッカでの生活をスタートさせた。国民の9割がイスラム教徒というバングラディシュには、巡礼に300万人が集まったりと、そのスケールはケタ違い。ムスリムの世界で水を得たナセルは刺激的な毎日を送っている様子だった。
ところが、現地時間7月1日に発生したダッカ・レストラン襲撃人質テロ事件。またかねてよりの政情不安のあおりをうけて、彼のプロジェクトは膠着、このたびやむなくの帰国となった。
WORKSHOP AIDでは彼の帰国をうけて、急遽、報告会を企画。筆者の自坊・等覚院での開催が決定した。期日は迫っているが、誘い合わせの上、ご参加されたい。日本国内ではまだ少ない、リアルムスリムの生の声をきける、稀有な機会。詳細は下記。
WORKSHOP AID presents
ナセル永野、緊急帰国会見
〜日本人イスラム教徒がみたバングラ〜
WORKSHOP AID 一夜限りの再結成!
今年1月、日本とバングラデシュの架け橋となるべく
渡航をしたナセル永野。様々な経験を経て、このたび帰国しました。
約半年間の首都ダッカでの生活と、
政情不安による急転直下の緊急帰国。
この間、現地に飛び込まなければ経験しなかったような
強烈な体験、予期せぬ出会い・想定外の別れ、
また多くの気づきがありました。
イスラム教徒が大半を占めるの国で、観たこと、感じたこと、知ったこと。
そして、アパートのすぐそば
行きつけだった店で起きたあの痛ましいテロ事件…
止むを得ず帰国となったナセルの眼には
今、なにが見えているのでしょうか。
ナセル永野がバングラデシュ滞在記を語ります。
WORKSHOP AID presents
ナセル永野、緊急帰国会見
〜日本人イスラム教徒がみたバングラ〜
日程:2016年8月28日(日)
時間:18:30〜20:00(受付18:00〜)
場所:神奈川県川崎市 神木山等覚院
会費:1000円(当日受付にて支払い)
参加申込
facebookのイベントページより「参加」ボタンにて
https://www.facebook.com/events/341215222877091/