マーケット紹介第四弾は、A-rue(ア・リュ)さんです。
アースガーデンの出店者さんたちの中には、ここ数年で田舎暮らしに移行された方が結構いらっしゃいます。暮らしと手仕事が、無理なく寄り添うような生き方を感じる。そんなA-rue 藤井さんのご紹介。
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A-rue(ア・リュ)です。
アジアの素材で普段着られるエスニックのデザインを提案したい。自分のスキルを生かして1999年のスタート時から最近まで走り続けていた気がします。気がつけば日本とネパールを飛び回り、アースガーデンに出店させて頂き11年が過ぎていました。
4年前に、東京から茨城県の城里町に制作拠点を移し、田舎暮らしを始め、昨年からは、<ファッションとグリーンと農のある暮らし>をテーマに、ロハスファッション小物の制作もはじめました。
有機農家の奥様のツブヤいた「作業中もオシャレをしたい」、という気持ちをカタチにしよう。これがロハスファッションをスタートさせたきかっけでした。
現在、手編み帽子は日本とネパールで、ロハスファッション小物は日本で制作してます。
里山暮らしでは、地産地消の部分では食の循環の中には入れないけど、発信という立場も含め、ライフスタイルの提案、地域発信、地域生産、こんなスタイルで参加する事にしました。
モノを作るだけの時期はもう終わりにさしかかり、循環できるスタイルをデザインしたり、提案したり発信したり、貢献しながらモノ作りをする時代に入ったのではないかと、震災後は更にそんな思いが強くなりました。
今回の震災では移住先の茨城県も津波や地震、原発問題も含めかなりの被害を受けています。東北地方以外にも、福島・長野・茨城・栃木・千葉、報道されていない地方の被災地も多いと思います。都会にいると地方の存在って忘れがちになるけど、地方に住んでいると生活の隣に都会を感じる事が多いです。
食に関しては、目の前に里山の豊かな自然と畑があって農家さんに囲まれたている生産地で農産物は都会に送られていく、企業の工場も多いし、エネルギーに関しても実は濃く繋がってる里山の小さなモノ作りの現場から人・コト・場所・思い、自分の出来ること、身近な事から繋げて発信していきたいと思っています。
こんな時だからシフトできる事が沢山あると思う。イメージして、シェアーして、選んで、発信して、工夫して、繋がって、何か新しいカタチが出来上がっていったら素敵だしそう願います。