今年もアース・セレブレーションの季節がやってきました。僕が一番好きな野外フェス。
僕が一番好きな島「佐渡」でおこなれる 祭りのリズムと島と鼓童の文化の凄み、佐渡の大自然と、開放感。今年で27回目を迎えるこのアース・セレブレーションの魅力を自分勝手に綴ります。
「一番好きな野外フェスはなに?」と聞かれたら、迷わず「アース・セレブレーションだ」って答えますよ、僕は。
佐渡ヶ島に拠点を構え、世界中を飛び回り公演続け、日本文化を発信し続けている「鼓童」が開催する野外フェス。芸術祭といってもいいでしょう。今年で27回目となる堂々たる歴史は、鼓童が、そして佐渡がもつ、文化の凄みを表しているのです。
この祭りの中心「鼓童」の公演を見ることができる「城山コンサート」の会場は、街の中心にある神社の裏手の急坂をどんどん、どんどん上がったところにあります。「フェスティバル=祭り」だということを実感しながら、灯籠が並ぶ道をひたすら歩いていく。
そして、突然視界がひらけ、大きなステージが目の前にあらわれます。ステージの裏は木々が生い茂り、広大な空は、鮮やかな赤から、ピンク、紫へと変化していきます。
[アース・セレブレーション ホームページより]
フロアには、島に住むおじいちゃん・おばあちゃんから赤ちゃんまで、幅広い年齢の家族とともに、ドレッドヘアーのヒッピーから、上品な白髪の外国の方まで、年齢も国籍も超えた様々な人が集まっているんです。
そして始まる鼓童の公演。心臓の響く重低音、血が騒ぐ祭りのリズム、和でこれだけ踊れるのか、体が動くのかときっと驚くはず。
時間はあっという間に過ぎ、あたりは真っ暗。島特有の開放感と、佐渡と鼓童がもつ文化の重み、その2つが織り交ざった唯一無二の空気はきっとあなたもやみつきになるはず。
でも、アース・セレブレーションの魅力は、城山コンサートだけじゃないです。
海が目の前に広がる「素浜キャンプ場」でのキャンプ。これも最高です。
波の音、気持ちがいい芝生、空に広がる星空。
夜は過ごしやすい気温になり、祭りでほてった身体も休まります。
[アース・セレブレーション ホームページより]
また、フェリー乗り場の近くの公園には「ハーバーマーケット」というマーケットエリアもあります。様々な雑貨と、屋台がならび、買い物も楽しめる。
[アース・セレブレーション ホームページより]
また、会場まで船を使うっていうのがいい。
佐渡までは新潟からフェリーです。こんな雑魚寝スペースでだらだらする時間も気持ちがいいんです。
フェリーの上で食べれる岩のりそば、絶品です。
さらに言うなら、佐渡って場所が素晴らしいんです。
佐渡の山の中には、屋久杉に勝るとも劣らない巨大な杉が圧倒的な存在感をもってそこに生きています。
これはトレッキングツアーに申し込むことによって見ることができます。
[佐渡観光協会ホームページより]
はぁ、もう、本当に行きたい。
こんなに行きたいフェス、ないんですよ、他に。本当に。
アース・セレブレーションの魅力、それはフェスを超えた、文化の凄み、そして旅としてのワクワク感なんです。
そして、それはどんなフェスよりも僕の心に響いているんです。一年中。
あなたにも、本当に行ってほしい。
8月22日(金)~24日(日)は、佐渡に行こう。