2015年春、初めての開催となった都心を臨むフェスティバル「豊洲野音CARNIVAL」。当日の会場の様子を写真たちとともに振り返ってみましょう。参加いただいた皆さんはもちろん!今回は来られなかったという皆さんも。思い出を共有できれば嬉しいです。
今回の会場となったのはゆりかもめ新豊洲駅から歩いて30秒というアクセスの広大な土地! 隣には来年開設予定の豊洲新市場が建設中、海を挟んだ対岸には高層マンション群やレインボーブリッジ、東京タワー、そしてスカイツリーまでも臨むことができてしまうという、日々刻々と変化する東京を感じ取ることができるロケーションでした。
YAONステージ、MATSURIステージ、そして会場内そこかしこを練り歩くCARNIVALという3つのステージを軸として、それぞれの出演者が初めてのイベントを盛大に盛り上げていく構成となった今回のフェスティバル。まずは開場と同時に来場者を迎えたのはサンバヘギのRISO。
ウェルカムアクトのビートが会場内に響くなか、都心の景色と広い晴天を臨む春のカーニバルの開放的な空気が会場を充たしていきます。MATSURIステージのトップバッターとなったサンバヘギのGirassolは女性ばかりのサンバ隊! 彼女たちはステージ上での演奏が終了すると、今度は、RISOとともにメインとなるYAONステージへと来場者とともに練り歩き、こちらのステージのトップバッターである渋さ知らズオーケストラへとバトンを渡しました。こうして、いよいよ本格的に豊洲野音CARNIVALの幕が開けていきます!
以降、YAONステージにてチャラン・ポ・ランタンと愉快なカンカンバルカンが登場する頃には夏のような日差しが会場を照らし始めました。会場内オフィシャルビール「BLUE MOON」や「Ben& Jerry’s」のアイスクリームをはじめ、会場に並ぶキッチンカーでの世界各国の食事も盛況です。(アイスクリームは早々に完売!)
ステージの進行と同時にジャグリングやクラフト系の親子でも楽しめるワークショップも多数開催され、立ち並ぶマーケットでこれからの本格的なフェスシーズンに備えたプロダクトを買い求めるお客さまも多数。キャンプファイヤーでくべる薪割りの体験イベントも行列ができるほどの大盛況!
また、アーティストのライブの合間にも絶え間なく、阿波踊り・サンバ・アフリカンジャンベ・ファイヤーパフォーマンスが続き、常にお祭りのビートが鳴り響きます。もうこの場にいるならば自分も踊らにゃそんするのでは、という会場の気運もどんどん高まっていきます。
ステージからステージへバトンが渡され続け、ステージ上とオーディエンスもシームレスに、よい意味で渾然一体となった会場内。誰もが自然と踊り、参加しちゃおうというハッピーな空気で充たされ、親子で肩車をしてともに踊ったり、来場した子ども同士でキャンプファイヤーを囲み楽しむ姿も多く見ることができました。
夕暮れ時の都心の景色を臨みながらEGO-WRAPPIN’ AND THE GOSSIP OF JAXXが登場すると会場はさらにヒートアップ。また同時に、夜に向けてのキャンプファイヤーが着火すると一気にフィナーレへと会場の勢いが加速していきました。特別な春の夜の訪れです。
YAONステージのトリとなるクラムボンは日暮れとともにスタート。会場の期待を全て受け止めさすがのスケール感で東京湾の夜景をバックに、ラストには真心ブラザーズ「サマーヌード」のカバーを披露し、ステージアクトは大団円を迎えました。
ラストは「吉井盛悟と日本野音隊 with 西馬音内盆踊り」によるやぐらを囲んでのお見送り。和太鼓と祭り囃子、そして日本三大盆踊りのひとつである西馬音内盆踊りを堪能しながら、春のカーニバルの名残りを惜しむ人も多かったようです。最後まで一緒に踊り続けてくれた皆さん、ありがとうございます!!
当日はゴールデンウィークの初日かつ好天に恵まれ、来場者は4000人に到達。
中高生は当日料金2000円、小学生以下は保護者同伴に限り無料ということで親子連れ立っての参加者も会場内には多く見受けられ、終止穏やかで温かい空気に包まれたまま、第一回「豊洲野音CARNIVAL」は幕を閉じました。
2015年4月29日、初めてのカーニバルがここ、豊洲に誕生しました。
あの場にいた全員に拍手を! ご参加いただきありがとうございました!
http://toyosuyaon.tokyo/