2016年、宮城県南三陸町で新しい音楽フェスが始動します。その名も「UTAKKO BURUME(うたっこぶるめ)~南三陸ミナサンフェス~」。南三陸の人と食、そして楽しい音楽が溢れるフェスになることでしょう。
「うたっこぶるめ」とは、地元の言葉で“歌を振る舞う晴れ舞台”という意味だそうです。宮城県南三陸町で復興への歩みを進めてきた町の人々と話をしたり、被災地の今を見に行ったり。
秋の東北を楽しみたいですね。
出演
Kiroro
MONKEY MAJIK
踊ろうマチルダ
山寺宏一
佐々木李子
シンプルでありながらインパクトのあるUTAKKO BURUME2016メインロゴは、三陸沿岸に伝わる「きりこ」をモチーフに、今回のテーマである「森里海ひと」の要素が込められています。
豊かな森が広がる大きな山を中央に、里にくらすひとびとの家々、町の基幹となる水産業をあらわす魚に、美しい海の波紋が表現されています。
「きりこ」は、神社の宮司が半紙を切ってつくる神棚飾りで、三陸沿岸で色濃く残る伝統的な風習です。
ロゴの中にも、「きりこ」でよく用いられる“紙手”や“宝珠”などの縁起物があしらわれ、記念すべき第1回目となる本イベントの開催を祝福しているかのようです。
ロゴデザイン原案は、南三陸町志津川の上山八幡宮禰宜の工藤真弓さん。「きりこ」の伝統を受け継ぎ、またきりこづくりのワークショップなどを通じて、文化の伝承でもご活躍されています。
「復興みなさん会」「かもめ虹色会議」「南三陸椿くらぶ」など多くの活動を主宰され、町の復興と新しいまちづくりに欠かせない人物です。
UTAKKO BURUME 〜南三陸 ミナサンフェス〜
日程:2016年9月24日(土)
場所:宮城県 南三陸町総合体育館「ベイサイドアリーナ」
入場無料ですが、事前のお申し込みが必要です。
http://msr-fes.com/