アースガーデンが挑戦してきた「コロナ時代の野外フェス」のほとんどに参加いただいているROVOの勝井祐二さんにインタビューしました。
ハイライフ八ヶ岳の会場の様子から、音楽を聞いて「踊る」ことについて、コロナ時代の新しいダンスミュージックと観客の関係などについて語ってもらった肉厚なインタビューです。記事掲載は、フェスティバルライフです。
日本には音楽を聞いて踊る文化がまったくありませんでした。ライブは着席が当たり前で、立っていたら警備員に怒れられたほどです。そんな慣習を、20年かけて打ち破ってきたのが日本の野外フェスの歴史です
─ダンスミュージックを聞いても、我を忘れてはいけない、と。
そもそも、踊ることと思考を停止しないことは相反しないはずです。なぜなら「踊る」とは、能動的な行動ですから。意思があって踊っているわけです。新しいクオリティのもとでの、新しい踊り・音楽の楽しみは、かならず成立するはずです
人に会わない、家から出ない。それが唯一の解決策ではないはずです。そこにとどまっているだけでは、思考停止です。人間は生きていかなければいけません。だから思考を停止しない。
今、フェスに来るという選択は、思考を停止させないという意思表示です。ハイライフ八ヶ岳は思考停止から一番遠い場所なんです。東日本大震災以降、思考を停止せず、イマジネーションをもって目の前のことを向き合うことが、ずっと大事だと思ってきました。今の時代を生き抜くためにも必ず必要なはずです
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https://www.festival-life.com/80166
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