【こどもと楽しむオーガニック】オーガニック野菜で『元気が出るスープ』をつくろう(レシピ付き)

オーガニックを子育てに取り入れたい!そんな前向きなパパ、ママが増えていますよね。子どものために安心な食べ物を選ぶ?洗剤を変えてみたり、オーガニックコットンをできるだけ選んだり?木のおもちゃやオーガニックのスキンケアも気になりますね。そう、オーガニックといっても入口は様々。そんな中で「オーガニックを広げる」ことを仕事にしている私達から伝えたいこと、それが「子どもと一緒に楽しむ」です。子どもの興味に沿って、子どもが主役となって楽しむオーガニック。楽しいことが身につけば、子ども達が自分からオーガニックを選ぶようになる。そう思うんです。

そこで、ビオスタッフのリアルオーガニックライフをシリーズでご紹介する企画の第二弾。こどもとオーガニックを「楽しむ」ヒントになれば嬉しいです

s2000_スープ

ある日の帰り道。娘がうつむきながら一言、「最近●●ちゃんに怒られてばっかり。仲良くできないの。もう保育園いくの嫌だな。」5歳にもなると、友達関係で悩むようになるんですね。

自分の小さいころを思い返すと、そんなことは日常茶飯事。それでも、1歳から保育園に通う娘が抱えた、初めての友達関係の悩み。親としても娘のしゅんとした姿を目にするのは、初めての体験です。未熟なママも一緒に悩みます。

まずは、娘の話をよくよく聞くことからスタート。そういえば最近、口がきつかったり、珍しく大泣きしたり...。家での発散はできるだけ受け止めよう、と覚悟を決めました。

あとできることは...と、元気のなく寝た翌朝は、有機根菜でポタージュスープをつくりました。娘が赤ちゃん頃から好きなポタージュスープ。季節によって使う野菜は変わりますが、有機玉ねぎをベースに、好きな野菜を組み合わせてじっくり炒め、ポタージュ状にとろりと仕上げます。娘は特に有機さつまいもと有機にんじんのふんわりと甘い組み合わせがお気に入りです。

「はい、元気の出るスープ。これを食べると元気になるよ。」と娘に出してみました。「元気の出るスープなの?」といいつつ、一口、二口。あっという間にたいらげてくれました。消化のよいものでお腹があたたまると、それだけで元気になれますよね。娘も少し明るい顔で出かけてゆきました。

s2000_お子様

数日後、お迎えに行くと久々に「わぁ~!!」っと抱きついてきました。緊張していた表情もすっかり明るくなり、もう大丈夫な様子。そしてその帰り道、「私がママになったら、こどもにスープをつくってあげるの!」とのこと。またひとつ、成長したようです。

「元気の出るスープ」 レシピ

アースガーデン様_スープ鍋写真

材料

有機玉ねぎ 1個 逆目で薄切り
有機さつまいも 中1本 7mm幅半月切り
有機人参 小1本 7mm幅半月切り
長ねぎ 10cm 7mm幅半輪切り
オリーブオイル 大さじ2
豆乳 50cc
適量
適量

作り方

①鍋にオリーブオイル、玉ねぎ、長ねぎ、塩ひとつまみを入れて中火で炒める。玉ねぎが熱くなったら弱火にして蓋をし、時々混ぜながら炒め蒸しにする。

②玉ねぎが透明になったら、人参、さつま芋の順に加え、そのたびにひと塩して炒め、蓋をして炒め蒸しにする。

③8割方火が通ったら、ひたひたまで水を加えて中火にし、沸騰したら弱火で煮る。

④野菜に火が通ったら、フードプロセッサーにかけてペースト状にする。

⑤鍋に戻して弱火で煮立てないように温める。塩と豆乳で味を整えたら出来上がり。

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