いよいよ夏本番!屋外はジットリ暑く、室内は冷房でひんやり。時には、体温調節が難しく感じることはありませんか?そんな時、便利なのが「布」です。汗を吸収したり、日よけになるほか、肌寒い時は防寒にもなります。使わない時はくるくるっと丸めておけば、持ち運びもラクチン!そんな便利でかわいい布・カンボジアのクロマーをご紹介します。
クロマーってなあに?
クロマーは、カンボジアの伝統的な手織り布のことで、素材は主にコットン(綿)が使われています。現地では、頭にまきつけて日差しを防いだり、タオルやバッグ、赤ちゃんを抱っこするスリングなど、色々な使い方をされています。使い古してボロボロになったら雑巾として最後まで使える、まさに生活に密着した布なのです。
使い道は何通りにも
もちろん日本に住む私たちにも、クロマーは何通りにも使える万能布です。スカーフ、マント、ボレロ、エプロン、スリング、バッグなど、楽しい使い方がたくさん!ここでは、その一例をご紹介しましょう。
スカーフ、マント
ボレロ、エプロン
スリング、バッグ
クロマーのおすすめポイント
肌触りがいい
クロマーの素材は主に綿が使われています。やわらかい肌触りで、フカフカのお布団に包まれているような心地よさがあります。
一年中使える
綿は吸水性に優れていて、汗ばむ季節にピッタリです。また、保温性に優れているので、寒い季節は暖かく、オールシーズンで活躍することができます。
すぐに乾く
布は他のお洋服と比べて、すぐに乾くのでお洗濯がらくちんです。(※乾燥機を使うと、布が縮むことがあります。洗濯後は布地を裏返しにして天日干しすることをオススメします。)
クロマニヨンのクロマー
カンボジアの作り手さんと、日本の私たちを繋いでくれている「クロマニヨン」。クロマニヨンは、クロマーに魅せられた「布好き」「旅好き」「暮らし好き」の3人の女性が、2007年に立ち上げたフェアトレードのブランドです。
カンボジアの人たちが使いこなすクロマーの写真を見たとき、一瞬にして心を奪われたというクロマニヨン。アジアには様々な布文化があるけれど、クロマーほど生活に密着して、日常的に使いこなされている布はないのでは?と感じたそうです。
クロマーの織り子さんは主に現地の女性で、昔ながらの木の機織り機でひとつひとつ手仕事で作り上げています。みなさんとても器用で根気強いのだとか。手織りならではの暖かさ、ぜひ感じてみてくださいね!
クロマニヨンの中村夏実さん、江波戸玲子さん、森田わかなさん(©クロマニヨン)
https://cucuru-market.com