南伊豆で海と山を満喫する暮らし |∞SOL∞ リリー インタビュー

原宿にお店を構え、全国をフェストリップしているハンドメイド雑貨とリメイク古着、ビンテージ古着のお店「∞SOL∞」の店長リリーさんが、最近、南伊豆のキャンプ場に家を構えたという噂を聞いて早速、南伊豆に車を走らせました。

ツリーハウスがかっこいい
ツリーハウスがかっこいい

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「どこで生きる?」
アースガーデンフリーペーパー vol.38
http://www.earth-garden.jp/feature/fp38

都内から新東名高速と伊豆半島の山道を走って3時間半。さすがにちょっと運転も疲れてきたころ、目の前に大きな海と海沿いの切り立ったが崖が広がりました。リリーさんと待ち合わせた海は透明度がとても高く、シュノーケリングに最高。

もともと海っ子だったリリーさん。ボディボード歴は20年ほどになります。原宿にお店があってもギリギリ通える距離にある海をいろいろ探し、南伊豆にたどり着きました。

敷地内には、放ったらかしの自然農で畑も。
敷地内には、放ったらかしの自然農で畑も。

「2、3年ぐらい前からここに通いはじめて、最初は、ペンションとか安宿を探して泊まっていたんだけど、そうすると2人で1泊5000円くらいかかる。だけどここらへんだと、安い一軒家なら5万円くらいの家賃で借りることもできる。それなら、そっちのほうがいいなと思って、古民家をリノベしたすごくかっこいい物件を借りました。船で世界一周している外国人夫婦がいない間だけ住んでいいよっていう物件で、そろそろ夫婦が帰ってくるというタイミングで、このキャンプ場に出会ったんです」

湧き水がきっかけで見つけたキャンプ場のログハウス

キャンプ場の入り口には、地域の人に開放されている湧き水があります。山のミネラルがたくさん含まれたその水はとても評判がよく、その水を汲みに来たときにキャンプ場の存在を知ったそうです。

近所の人もここの水を汲みにくる
近所の人もここの水を汲みにくる

「キャンプ場のオーナーとはとても気が合って、すぐに仲良くなりました。家を探していることを話していると、ログハウスが1個余っているからそこに住まない?って声をかけてもらって」

ツリーハウスや常設のティピ、大きなログハウスなどもあって可能性がたくさんあるものの、広すぎてオーナー夫婦も使い切れていないと感じたリリーさんは、少しずつキャンプ場を手伝うことにしました。

「ちょうどキャンプ場の繁盛期には、フェスの繁盛期にも重なって、本格的には手伝えていないんですけど、ネットの予約サイトを整理したり、場内の導線を整備したりということからスタートしています」

大きなティピも。
大きなティピも。

近くには無農薬野菜の直売所があっておいしい食材が手に入るし、ほったらかしの自然農で自分たちも畑を耕しているそうです。今年の2月から始まったキャンプ場の生活はとても充実していて、もっともっと南伊豆にいる日を増やしたいといいます。首都圏から程よく遠い地域なら、移住や2拠点を検討してみるのもいいのでは?

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「どこで生きる?」
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